こんにちは!
今回は、よくネット上の記事で見かける「TOEICで〇〇点UP!」 ・「低学歴から〇〇内定!」 といった記事ついて、その実態はどうなのかという点について説明していきたいと思います。
- 「こうすれば〇〇点上がります!」ってホント?
- 上手い話すぎて成功談を信じられない
- 自分にその勉強法合ってるの?
こう思われたことがある方
Contents
記事を読む前の注意点とその他もろもろ
他のブログの著者さんのことを信じるなと言いたい訳ではありませんのでその点だけご理解願います。また、私自身も参考になる記事を見て勉強の戦略立てをしたりすることもあり、お世話になっている記事もたくさんあります。
と、初めから注意喚起から始まるという一風変わった記事の書き出しです。
注意点の中にも書いていた通り、私は「TOEICどうやって勉強しようかな」とか「あの企業に入るにはどうしたらいいのかな」とかいろいろネットの記事を見て勉強させて頂いています。
しかし、最近よく思うのが
この人たちは、元々頭が良かっただけで、自分はただの凡人。
それにも関わらず、その人たちが上手くいった勉強法なり、考え方なりをそのまま真似していいの?
ということです。
私はアルバイトに家庭教師をしているのですが、そこでも似たようなことがありました。
くどいかもしれませんがもう1つ例をどうぞ。
仮に、あなたの友人に「1回見ればだいたいのことは覚えられるから、教科書パラパラ見る勉強法がいいよ!」って言う人がいたら、あなたはその勉強法を真似しますか?
絶対しませんよね笑
というわけで、頭が元から良い人って、点数上げるときの苦労とかが、私みたいな凡人とは違って、簡単に点数上がっちゃったりするものですよね。だから、あまり他人に教えるのも得意じゃなかったりします。
たしかにそういう記事は多いです。
しかし、ネット上の記事は、TOEICや内定の結果が出た後で、その勉強法や対策を思い出しながら書いているだけで、「その勉強法を本当にしていたのか」または、「そこまできちんと覚えてる?」とツッコミを入れると、その信憑性は高くはないと思います。
私がこのブログを始めようと思ったのも、それが一番の理由です。超人気企業に内定をもらってから、ホントは低学歴なんです。とか、TOEICで900点取ってから実は最初は300点なんです。といった、”逆学歴ロンダリング”の人の体験談じゃなくて、リアルな挑戦を情報として残したいと考えました。
詳しくはこのブログのコンセプトを読んでください。

ここで、「逆学歴ロンダリング」という言葉が出てきましたが、なんぞや?って感じだと思うので説明していきます。
逆学歴ロンダリングとは
初めに、逆学歴ロンダリングとは・・・造語です。
詳しく言うと、実際にはこの言葉も使われているようですが、使われている意味とは違う意味で使うので造語ということにしておきます。
逆学歴ロンダリングの説明をしていく前に、このブログを見てくれているほとんどのみなさんは、就活の最中もしくは、就活を考え始めたという方が多いと思うので、”学歴ロンダリング”という言葉は聞いたことあるのではないかなと思います。
一応説明しておきますと、学歴ロンダリングとは
学歴ロンダリング(がくれきロンダリング)とは、日本で大学院進学の際に自身の出身大学よりも更に上のレベル(学歴)の大学院に進学することを指すインターネットスラングである。別名は大学院ロンダリングであり、ネガティブな意味あいで使われることが多い。略称は学歴ロンダ、院ロンダ。
出典:ニコニコ大百科
ということです。
この記事中では、”逆”の”学歴ロンダリング”ということで、簡単にいうと
”偏差値の高い大学に行けるのにも関わらず、偏差値のそこまで高くない大学に行っているということ”
と考えています。
逆学歴ロンダリングの3つのパターン
逆学歴ロンダリングには大きく分けて3つのパターンがあると考えています。
- 受験期ぜんぜん勉強しなかったパターン
- 点数高いのに地元の大学パターン
- 少数科目特化型パターン
私は基本的に、この逆学歴ロンダリングに当てはまる人たちが、「TOEICを200点から900点にアップさせました!」といった記事を書いているのではないかと思っています。そうでない人もいるとは思いますが。
逆学歴ロンダリングと言われても具体的に、どういう人なのかが分からないと思うので、それぞれのパターンについて説明していきますね。
受験期ぜんぜん勉強しなかったパターン
高1 → 偏差値70
高2 → 偏差値70
高3 → 彼女ができて恋愛が最優先!→偏差値50
結果:地方国公立・MARCH・関関同立に。
高1 → 野球が命
高2 → 野球が命
高3 → 野球が命
結果:地頭で受かった国公立大学・MARCH・関関同立に。
具体例①に関しては、元々のスペック的には旧帝大や早慶レベルな訳ですから、就活のときや、TOEICなどの資格に関して、高学歴の人たちと同じような点数が取れても、そこまですごいとはならないのではないでしょうか?
「旧帝国大学」とは、戦前に「帝国大学」として日本各地に設立された由緒ある大学で、北海道大学・東北大学・東京大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学・九州大学の7つの国立大学を指します。
具体例②に関しても同様です。高校のときに部活しかしてなかったにも関わらず、部活を引退してからそれなりに勉強して、国公立大学・MARCH・関関同立に行けるのなら、高校3年間勉強していたら、旧帝大や早慶といった大学に行っていてもおかしくない能力があるのではないかと思います。
点数高いのに地元の大学パターン
このパターンに関しては、そこまで多くの人が当てはまる訳ではないと思います。しかし、実際に高校生のときに友人にこのパターンの人がいたので説明します。
その友人は、3年間熱心に部活動に取り組み、勉強もでき、性格も明るく人気者というクラスのみんなから憧れるような生徒でした。センター試験の模試の成績はいつも8割を超えていて、私自身も、彼は旧帝大や早慶といった大学にいくのだろうと思っていました。
しかし、受験が終わった後、彼は地元の地方国立大学に進学したことを知りました。センター試験の点数を聞いたのですが、その点数は明らかにその大学とは釣り合っていません。彼に理由を聞いたところ、元々彼は旧帝大のある大学に行きたかったそうで、模試の判定でもAないしはB判定がいつも出ていたそうです。しかし、彼の両親が地元を離れることを許してはくれなかったそうです。
そうして彼は仕方なく地元の国立大学に通うことを決めたそうです。
この友人の話から、その友人に才能があっても周りの環境に恵まれなければ、その才能にあった大学に進学できないパターンがあることを知りました。
ご両親にとっては素晴らしいお子さんですよね。
、、、、、、ですが、
このように、地方の駅弁大学(地方国立大学)と呼ばれるところにも、旧帝大レベルの学生が潜んでいることもあり、このような学生に関しても、就活やTOEICで力を発揮すれば、間違いなく旧帝大卒の人程の点数や評価を取ってもおかしくありませんよね。
少数教科特化型パターン
このパターンも実際に私の友人にいたパターンです。
国公立大学に進学するためには、基本的にセンター試験という関門を通らなければなりません。センター試験では私立大学受験に比べて、多くの科目の総合点数で勝負する必要があります。例えば、理系であれば基本的に5教科7科目のテストを受けますよね。
つまり、基本的には全ての科目において、高得点を取らなければ、偏差値の高い国公立大学には進学できません。旧帝大と呼ばれる大学ともなれば、720点(平均80点)はないと難しいでしょう。さらに、東大・京大ともなれば、810点(平均90)または、それ以上の点数の人も多くなってくるでしょう。
もちろん、天才と呼ばれるような人たちは、全て90点以上が当たり前かもしれませんが、少数科目特化型という人が存在します。
「少数科目特化型」とは、数学だけなら旧帝大・早慶レベルと言うような、ある特定の科目の点数だけが、他の科目に比べてずば抜けて高いような人のことです。
私の高校時代の同級生にも、そのような友人がいました。
数学(偏差値 72): おお!すげえ!
物理(偏差値 69): おお!!
化学(偏差値 50): おお?!
英語(偏差値 40): ん?
国語(偏差値 35):えっ…
数学と物理は楽しいけど、それ以外はおもしろくないから勉強しない!
もちろん、このような人たちは、理系分野ではもともと旧帝大以上の才能があるわけですから、”勉強すれなだいたい何でもできます。”
筆者はどの逆学歴ロンダリングのタイプ?
まずは、私の簡単なプロフィールについては以下の記事を見てください。

これを見て頂いた方は、私がそれほど偏差値の高くない大学に通っていて、どういう大学生なのかは分かってもらえたと思います。
そして、結論から言いますが、私はこれらのどの逆学歴ロンダリングのパターンでもありません。死ぬほど勉強して、入れた大学が今通っている大学というパターンで、「低スぺック努力型」とでも言えるでしょうか。
だからこそこの「ruralblog」を書くことにしました。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。

これを見てもらえば、私が逆学歴ロンダリングではないということを分かっていただけるのではないかと思います。
まとめ
他のブログでも、学歴に関係なく外資系コンサルや商社などの超人気企業に入ったという情報を提供している記事は少なくないと思いますが、実際に元々の学力などの能力が、明らかにされていないのなら、その情報は鵜呑みにする前に、一度考えてもらう必要があると思います。
そこで、このruralblogでは、元々の私の学力を明らかにしたうえで、超人気トップ企業に入社するために大学生のうちにすべきことを考え実行することで、本当に内定をもらうことはできるのかということに挑戦しています。
この記事を読んで頂いたみなさんも、ネットに潜む”逆学歴ロンダリング”の情報を鵜呑みにせず、信頼できる情報を自身で判断してくれると嬉しく思います。
今回は、以上になります!質問や疑問点などがございましたら、ぜひぜひお気軽に「お問い合わせ」の方からご連絡ください!
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