こんにちは!
今回の第3弾では、第1弾や第2第でプログラミング対する思考法やどこで使われているのかと言うことについて勉強してきましたが、じゃあ一体PHPの勉強をどう始めたらいいの?という方に向けて、基本的なPHPの文法の書き方であったり、環境構築と言ったPHPの基礎の学び方について紹介しようと思います。
第1弾や第2第をまだ読んでいない方は、先にそちらを読むことをオススメします。プログラミングの学習効率が段違いに変わってくると思いますよ!


- PHPで作れるものは分かったけど、どう勉強すればいいのかわからない。
- 基本事項について、一応勉強したけどちゃんとできているのかわからない。
- 何かを作ろうとして、誰かのプログラムを見てみたけど、さっぱり分からない。
ここからはそれぞれ方ののプログラミングのレベルに合わせた勉強の仕方を書いていきますので、自分に合わせたレベルのものを読み進めてください!
また、この記事は、各文法などを例に挙げて説明していくといったものではありません。あくまで基本を勉強するための方法について説明するだけです!しかし、この通りに学習を進めてもらえば、必ず挫折することなく、PHPの基礎を習得することができると思います。
Contents
何を使ってPHPの基本を習得するのか
プログラミング学習サービスの利用はどうなの?
最近は、ドットインストールやProgateなどプログラミング言語に馴染みやすいツールも多く存在し、利用している人も多いため、そのようなツールを使おうと考えている人も多いのではないでしょうか?
もちろん、そういったツールでも構わないのですが、私はあまりオススメしません。その理由がコチラ。
- 時間効率が悪い
- 後々になって確認しづらい
では、それぞれの理由について少し説明しておきますね。
時間効率が悪い
たしかに、それぞれのプログラミング学習サービスは初心者にも丁寧でわかりやすいという一面もありますが、時間がかかりすぎです。時間をかけてじっくりPHPを勉強していくのもいいと思いますが、プログラミングが最も上達するのは、実際に何かを作っていくステップです(自分で考えて)。そのため、このシリーズ「『月5万円』稼ぐためのロードマップ」もカスタマイズの余地が多くある状態まで一緒にソースコードを書いていき、その後は各自でカスタマイズして勉強してもらうという形をとっています。
プログラミング学習サービスを使う場合は、できるだけ時間をかけずにどんどんと進むことを意識すれば、学習効率が上がるかもしれません!
後々になって確認しづらい
後々述べるのですが、プログラミングは基本的を勉強して、開発段階に入ったとしても、何かを作っているときに、「あ、忘れた!調べよう!」というのを日常的に行っていきます。そのことを考えると、基本的なことを学んだ教材を再度確認することが多くなってきます。そのときに、プログラミング学習サービスを使っていては、確認するのにその内容がどこにあるのかが分からなくなり、確認に時間を取られませんか?それは非常にもったいないことです。
最も効率的なPHPの基礎の勉強方法はコレ!
その方法とは、「書籍」です。
ですが、結局なんでも、原点に戻るのが1番よかったりします。
書籍が最も効率の良い勉強法である理由は、プログラミング学習サービスを利用するデメリットの全く反対にはなるのですが、コチラです!
- 時間のコスパが最強
- 開発段階に入ってもずっと使う
時間のコスパが最強
みなさんはTwitterなどでプログラミング学習の過程を共有したりしてますか?
話はずれますが、周りのみんなの学習ペースなども知れて、非常にオススメですよ!ちなみに、私のアカウントのフォローもお願いします!ページ上部にTwitterのマークがあると思うので、そちらから飛んでください!
Twitterをしている人ならなんとなく気付いていたかもしれませんが、プログラミング学習サービスを利用している人で、そこから抜け出して初案件獲得しました!という方は何人ほど見たことあるでしょうか?ちなみに僕はほとんどありません。
ただでさえ、プログラミング学習は仕事をもらうまでの時間が長くかかってしまうにも関わらず、ずっとプログラミング学習サービスを使っていては、初案件獲得に1年とかかかっちゃいますよ!
僕も以前にプログラミング学習サービスを使っていたことがあるのですが、覚える必要のない基本事項の確認をしつこくしつこく繰り返して、全然先に進めてる感じがしなかったので止めました。ちなみに書籍での学習に移ってからは、夜の空き時間に読み進めるだけで、2ヶ月かからずに基本事項は終了しました。
開発段階に入ってもずっと使う
実は、基本事項の学習が終了したといいながら、仕事をもらって開発する段階になった今でもいつでもあとで説明する「ある書籍」だけはいつも隣に置いて、キーボードをカタカタ打っています。
いや、終わってるんです。
何度も言いますが基本事項は覚えなくていいんです。存在だけ認識していれば、使うときに調べるだけです。使うときになって調べるのに書籍は最適です。なんせ、使いたい表現を索引で調べてページを引くだけですからね。
この作業を結構な頻度で行うため、確認のしやすさは最優先事項と言ってもいいくらい重要だと思っています。
このような観点からも「書籍」を使った基本事項の勉強をオススメします!
具体的なPHPの基本の勉強手順
Freepik – jp.freepik.com によって作成された watercolor ベクトル
プログラミング自体が初めての方
プログラミングが初めての方は、まずなんとなくプログラミングというものを理解する必要があります。
「そのなんとなく理解する」という段階を飛ばしてしまうと、ただその後で今どんなことをしてるんだろうかということが、イメージできなくなり、ただただソースコード(プログラム)を書くことが、嫌になり、挫折してしまいます。
しかし、この段階はとても大切ですが、長い時間をかけるのはもったいない!そのため、できるだけプログラミングに対するイメージが膨らみ、時間がかからないPHPの勉強手段が必要となってきます。
そこでおすすめなのがコチラ。
いちばんやさしい PHP の教本 第2版 人気講師が教える実践 Web プログラミング (「いちばんやさしい教本」)
オススメポイントと使い方
このいちばんやさしいPHPの教本は、PHPだけでなく、Javaやpython、wordpressまで、幅広い範囲のシリーズがあり、タイトル通り、1番優しくて、集中すれば1日で読み終わるものばかりなので、じっくりと各プログラミング言語の勉強を始める前にさらっとイメージの部分を理解するのに最適だと思います!(ちなみにこの過程はプログラミング初心者にとっては必須だと思います)
プログラミングが初めてのPHP学習者の方はまず、こちらの本を2~3日くらいで、ぱぱっと読んでください!
このとき、実際にそれぞれの例題についてプログラムは書かなくても大丈夫です!とにかくここでは、イメージを持つことが目的です。
この本は、正直なところ良い意味で広く浅くという内容の本で、この本だけで基本事項を終了とするのは次の開発ステップで行き詰まる可能性が高いです。
せっかく本を買ったのに、やり込まなきゃもったいないと思ったり、基本事項が完璧にならないなら、次の「他の言語を経験したことがある方」レベルに進んじゃおうかなと思ったりした方がいたら、一旦踏みとどまって頂きたいです。この段階は、ないがしろにされがちですが、本1冊でプログラミング学習効率が格段に上がり、挫折率もグッと下がるのでコスパ最強なくらいです!
手順のまとめ
- PHPのイメージを膨らませることを目的に読む
- プログラムは書かずに読み進める
- 各ページに時間をかけすぎず2,3日で本を読み終えるペースで読む
この手順を踏んで、「いちばんやさしい PHP の教本 第2版 人気講師が教える実践 Web プログラミング (「いちばんやさしい教本」) 」を読み終えたら、次の「他の言語を経験したことがある方」レベルに移りましょう!ここからが本番です!
他の言語を経験したことがある方
JavaやPythonなど何でもいいですが、他の言語を経験したことがある方は、このレベルからスタートしてもらって大丈夫です!
ただし、HTML&CSSだけしかできないよって方は、できればひとつ前のレベルからスタートすることをオススメします。HTML&CSSは他のプログラミング言語とは少し違い、関数や変数といった考えが基本的にはなく、このステージからだとつまづいてしまう可能性があります。
他の言語を少しでも経験したことのある方であれば、だいたい命令を書いてそのあとに内容となる変数や文字列が来るというだいたいのプログラミング言語に共通する構造など、もっとも基本的な部分はある程度理解できているのではないでしょうか?
もちろんPHPならではの、基本的な部分といったものも理解する必要があると思いますが、そこに長い時間をかけるのは非常にもったいないですよね!そこで、そのバランスを上手く兼ね備えている私自身が最強と思っている参考書がコレです!
この本は本当にオススメで、仕事をもらって開発するまで成長した現在でも、いつもとなりにこの本を置いて、開発を行っています。
オススメポイント
この「詳細! PHP 7+MySQL 入門ノート 」は、環境構築といった本当に基本的なところから、実際に仕事を受けたときに、「あれ?こういう機能を追加したかったら、どういうふうにソースコードを書いたらいいんだっけ?」という、実践的なところまで幅広く使用できるところが本当におすすめです。
もちろん、私自身PHPの文法などを忘れてしまうと、インターネットを使って調べることも多々あります。が、この本で索引を見てなかったときだけです。
なぜかというと、プログラミングには書き方が何通りもあるからです。同じ実行結果が導かれるソースコードの書き方が何パターンもあったとき、調べる度に違う文法や書き方があったら、その度に書き方を勉強することになって効率が落ちますよね?それに対して本で見返すとページを開いた瞬間に、以前に勉強していたところなら、「あ、わかったわかった!」と3秒くらいで、理解できることも多々。しかも、専門家が書いているので、ソースコードの効率といった部分もある程度担保されている。
この参考書の使い方
この参考書は以下のようなステップで学習を進めてください。

- それぞれのページを読む
- 本に書かれているソースコードを自分でも打ってみる
- プログラムの内容を理解する(※1)
- こういうこともできるのかな?とか思ったら試してみる
- できなかっても気にせず次へ
- 文法などを覚えようとはしない
(※1)こう書いたらこういう実行結果が出るんだなくらいで大丈夫です。
写真では①と③が同じところを指していると思いますが、意味合いとしては、まず①を読んでから、②に進み再度①に戻ってきて理解を深めるというようなイメージで大丈夫です。
左のページと同様に右のページも同じような手順で行っていただければいいです!
ここまでのステップをできるだけ時間をかけずに繰り返しながらどんどん進めてください。
私もこのステップを実際行って学習を進めましたが、だいたい目安として1ヶ月くらいで、参考書を終えました!もちろん各項目の文法とかほとんど覚えてない状態です。「たしか、処理を分岐させたかったらifとかいうのを使ってたなあ」くらいです。でも、それで大丈夫なので安心してください!
複数の言語で開発経験がある方
複数の言語で開発経験がある方については、ほとんど基礎事項は他の言語とも共通する部分も多いため、基本事項の学習はできるだけ短縮しましょう!
しかし、もしPHPに少しでも不安意識があるのなら、このレベルの一つ前の「他の言語を経験したことある方」のレベルから始めても良いかもしれません。私自身もひとつ前のレベルの学習法から始めました。
このレベルの方に使ってほしい参考書は、ひとつ前のレベルと同じですがコチラです。
この参考書は開発をするようになっても、辞書のような使い方で、使用するため、どのレベルの方にもオススメしています。一冊でいいので、自分が信頼する参考書を持っているのは後々絶対に役に立ちます!
学習ステップ
このレベルの方は以下のような手順で学習を進めてください。
- 読む
以上です!
え、コードは書かなくていいの?と思われるかもしれませんが、複数の言語で開発経験のある場合、先ほども言いましたがどの言語でもほとんど基本構造は似ているため、時間短縮が優先です。書いていることが、分かったらどんどん次に進む。このように学習を進めていきましょう!ただ、どうしても、例題によって、ソースコードが長くなってきて、ソースコードを追っているうちに、処理の流れが分からなくなったという方に関しては、その部分のソースコードを実際に書きながら、勉強するのもいいかもしれません。
案件をもらうためには事前に会員登録をしておく
Freepik – jp.freepik.com によって作成された watercolor ベクトル
また、『月5万円』稼ぐためのロードマップを見ているみなさんは、フリーランスとして案件をもらったことのない人が多いのではないでしょうか。まだ、案件獲得をしたことのないプログラミング学習者のみなさんは、以下のような登録していると案件をもらえるサイトに会員登録を事前に済ませておくことをオススメします!と言いますのも、フリーランスエンジニアとして活動する際に、スムーズに案件がもらえるようになると思うので、会員登録だけでも先にしておくと良いと思います!
私自身も、プログラミングの勉強を始めるとほぼ同時に、案件を獲得するための活動を行っていた結果、スムーズに案件獲得ができました。


まとめ
Freepik – jp.freepik.com によって作成された watercolor ベクトル
PHPで『月5万円』稼ぐためのロードマップではこの先はいろいろなモノを作っていくことになりますが、できるだけ初心者の方にも分かるように詳しく説明していきます!しかし、「詳細! PHP 7+MySQL 入門ノート 」に書かれている内容については、説明を省略させてもらうことも多くなってきます。全部説明してたら10万字とかになってくると思うので許してください。
今回は、「PHPの基本の学習法」について説明しました。どのレベルの方でもここに書いてある方法で、学習を進めていけば必ず次のステージへと進むことができますので、頑張りましょう!
挫折しそうと思った方はこのページも読んでみてください!

この記事の通りに、PHPの基本が勉強できたら、次は実際にいろいろなモノを作って自分のプログラミングレベルを上げていくステップに入ります。次の第2弾では、PHPで『月5万円』稼ぐためのロードマップで何が作れるようになるのかと言ったところに焦点を当てて、説明していきます。
PHPの基本を勉強する前に、実際に何が作れるようになるの?と気になる方は第4弾を先に読んでおいてもいいかと思います!でも、ここで学んだ学習法をきちんと実践してから、次のステップに行くことをオススメします。(半強制的なオススメです笑)
「PHPの基本事項」は、第4弾に進んでみましょう!

今回は、以上になります!質問や疑問点などございましたら、ぜひぜひ「お問い合わせ」の方からご連絡ください!
その他、勉強法や就活、プログラミングに関する相談なども受け付けています!