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【TOEIC】金のフレーズのアプリ版と書籍版のメリット・デメリット

金のフレーズはアプリ版と書籍版のどっちがいい?

TOEICと言えば「金のフレーズ」と言っても過言ではないと思います。

その中でも、最近ではその金のフレーズの「アプリ版」が広く使われるようになってきていて、スマホ1台でTOEICの英単語を網羅できるようになっています。

今回は、そのアプリ版の金のフレーズと、書籍版の金のフレーズにはどのようなメリットとデメリットがあるのかということを皆さんにお伝えしようと思います。

こんな人にオススメ
  • 金のフレーズをアプリ版で使いたい!
  • アプリ版と書籍版どっちがいいのか分からない
  • アプリ版ってどう使うの?

金のフレーズとは


TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)

金のフレーズとは、TOEICで過去98回満点を取得している著者のTEX加藤氏が、これまでにTOEICを受け続けてきた中で、頻出である英単語を書き出していくという作業を繰りに繰り返してできた英単語帳です。

TOEICの英単語帳は金フレの他にも数多く存在していますが、著者の実績や販売数、評価などから考えても、右に出る英単語帳はないのではないでしょうか。

また、現在はTOEICが新形式になったため、金のフレーズも新形式にバージョンアップしています。(上の画像の金のフレーズは新バージョンです。)

そして、TOEIC界隈ではこの金のフレーズのことを「金フレ」と略して、多くのTOEIC受験者の間でバイブルのような存在として扱われています。

アプリ版と書籍版の違い

まず、アプリ版を購入されるときに、「何が違うの?」という疑問が真っ先に出てくると思います。私自身、書籍版の金フレもアプリ版の金フレも両方とも、半年以上使用した経験がありますので、実経験に基づく情報を伝えられるかなと思っています。

もちろん、アプリ版と書籍版と言うことで、「電子媒体か本かの違いがあります!」みたいな違いはあるのですが、内容的には全く同じ内容でした。

書籍版の各単語にそれぞれ”豆知識”が書かれているのですが、そういった細かいところも、アプリ版と書籍版変わらず記載されていました。

使いやすさの違いといった点に関しては、次の「アプリ版と書籍版のメリット&デメリット」でお伝えしようと思います。

アプリ版と書籍版のメリット&デメリット

それでは、アプリ版と書籍版の2種類がある金のフレーズ(金フレ)についてメリットとデメリットに触れていきます。

アプリ版のメリット

音声を聴きながらの学習が可能

これは、アプリ版の金のフレーズを使用するにあたって最も大きなメリットだと考えています!

アプリ版の金フレでは、単語が表示されるたびにその単語の音声が流れます。

実際に音声を聴きながら、英単語学習に取り組んだことのある人なら、実感があるかもしれませんが、音声があるのとないのでは、記憶の定着度や覚えるまでの時間に大きく影響してきます。

私自身も、記憶力が低いことが自身の弱点として、受験期から悩まされてきたのですが、アプリ版の金フレを使って英単語学習を行った結果、1ヶ月でほとんどの英単語を覚えることができ、驚いた経験があります。

自動的に苦手な単語を重点的に学習できる

アプリ版の金フレでは、正解だった単語に「」をつけ、間違えた単語には「×」をつけるというシステムがあります。

このシステムを利用すると、自動的に「何回この問題に挑戦」し「何回間違えたか」という情報が記録されていきます。そして「設定」で、苦手な単語から学習するという設定を選んでおくと、自動的に苦手な単語から、順番に並び替えてくれるという画期的なシステムが搭載されており、とても効率よく英単語学習ができます!

スキマ時間の有効活用

みなさんの中には、ちょっとでも時間があったらスマホをさわってしまう人はいませんか?

一般的には、SNSに時間をとられて・・・とかネガティブなイメージが強いですよね。ですが、そのちょっとでも時間があればスマホを触るときに、この「金のフレーズ」のアプリを開けば、むしろその行為がポジティブに変わります。

もちろん、スキマ時間に書籍で学習することも不可能ではありませんが、どうしてもメンタル面での障壁があり、なかなか実践できないことも多いと思います。アプリ版ではその障壁がなく、自然にスキマ時間を使って英語を学習できるので、その点はとても大きなメリットだと思います。

私の場合は、大学の講義の間の10分休憩の時間に、よくこのアプリを使って英単語学習を進めていました。たった10分と思うかもしれませんが、慣れてくると50~100単語くらい学習することができ、「塵も積もれば山となる」ということわざの如く、知らぬ間に英単語学習が進んでいます。

アプリ版のデメリット

追加購入の必要がある

これは、すでに書籍版の金のフレーズを持っている方のみに当てはまるデメリットです。

金のフレーズのアプリ版は、書籍版を所有していても購入するときに料金がかかってしまいます。しかし。下の写真にあるように料金は610円と、書籍版より300円ほど安くお手頃価格となっています。

まだ、書籍版を購入されていない人にとっては、購入費を安く抑えられるのでむしろメリットかもしれませんね。

金のフレーズ購入画面

書籍版のメリット

本に慣れている

やはり書籍版のメリットとして一番に挙げられる点はこの「本に慣れている」というポイントだと思います。

日本人は小学生のときから、大人になるまで基本的には紙の教科書で勉強してきました。そのため、紙で慣れている人の中には、「電子媒体で勉強なんてできない」という人もいると思います。

私自身も、参考書や小説などは、未だに”紙”の本を買ってたりする一面もあります。

やはり、そういった方に関しては、無理にアプリ版の金フレを購入する必要はないと思いますし、書籍版の金フレでこれまでTOEICの勉強をしてきた人の方が多いのも事実だと思います。

最終的には自分に合った方を「アプリ版」と「書籍版」から選択して、TOEICの勉強をしていきましょう。

書籍版のデメリット

書籍版のデメリットは、基本的には「アプリ版」の金のフレーズのメリットにあたる項目の裏返しになってきます。

どうしても書籍版は、「音声を聴きながらの学習が可能」「自動的に苦手な単語を重点的に学習できる」「スキマ時間の有効活用」という点においては、アプリ版に劣ってしまいます。

もちろん、「音楽を聴きながらの学習が可能」という点については自身で、メディアプレイヤーなどを用意して、それを使って勉強すればいいと思われる方もいると思いますが、毎日毎回、メディアプレイヤーを起動して、「たしか前回は1630番くらいまで再生したかなー」とか考えながら、英単語学習をするのは、非常に非効率でストレスに繋がってきます。

「スキマ時間の有効活用」についても同じようなことが言えると思います。

結局、アプリと本どっちがいいの?

あくまで、私個人の意見ですが、金のフレーズを使うときにオススメするのは「アプリ版」の金フレです!

英単語学習は、スキマ時間でも勉強が行えるという特性を持っているので、その特性を満たす「アプリ版」は英単語学習に最適といえると思います。

ただし、「書籍版のデメリット」でも説明したように、どうしても紙で勉強するのに慣れているといった方は、無理せずに書籍版の金フレを使ってもいいと思います。

金のフレーズの使い方

「金のフレーズをどう使ったらいいの?」と思われる方もいると思います。

金のフレーズの使い方については、以下の記事で徹底解説していきますので、是非ご覧ください。

金フレの最も効率的な使い方~TOEIC700点までのロードマップ~ | ruralblog 今回は、 「金フレって有名だけど、どう使えば効率がいいの?」 「金のフレーズの使い方が多く紹介されすぎてどれ...

また、この記事は筆者が実際に行った勉強法を記したものであり、700点を目指している方を対象として書いています!

アプリ版「金フレ」の利用者の声!

私の意見だけ聞くのも意見が偏りすぎると思うので、いくつか利用者の声を集めました。参考にしてみてください!

まとめ

今回は、「金のフレーズのアプリ版と書籍版のメリット・デメリット」について、みなさんに情報をお伝えしました。

結論では「アプリ版」の金のフレーズのほうがオススメとさせていただきましたが、「書籍版」でも「アプリ版」でも、大変評価の高い参考書であることには間違いありません。

是非、TOEICの英単語帳で迷ったときは、TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)を使うことをオススメします!

 

今回は、以上になります!質問や疑問点などございましたら、ぜひぜひ「お問い合わせ」の方からご連絡ください!Twitterも是非フォローよろしくお願いします!

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